２０２２年卒のSが、エルケアのお客様についてリポートいたします！

今回は私が週1回お掃除の支援で訪問させていただいているお客様(O様)について紹介いたします。

O様のご自宅にはたくさんの絵画やお皿が壁に飾ってあります。

思い出の詰まったお皿は、ご自宅のリビングで一番目立つ壁に絵の入った青いお皿が4枚、大切に額縁に入れて飾られています。
これらは、記念の年が記載してあるものだそうで、1枚目がO様と旦那様が生まれた年、2枚目が旦那様と結婚された年、3枚目と4枚目がお子様たちの生まれた年です。

O様は昨年、最愛のご主人様をご病気で亡くされました。
私も、闘病生活を送られる旦那様を献身的に支えていらっしゃるO様の姿をみてきました。ご主人様がお亡くなりになった後、かける言葉がうまく見つからない私に「大丈夫よ、不思議と寂しくないの、まだ近くにいてくれているかのようね」と穏やかに話してくださいました。

実は、壁に飾られている絵画やお皿などの品のほとんどがO様のご主人様が趣味で集めてこられたものだそうで、ご家族やお二人で旅行に行った際の思い出の品だといいます。

O様自身は学校で化学の先生をされており、退職後も科学館で子どもたちに仕組みを教えるガイドのボランティア活動を長い間してきたそうです。

御年91歳を迎えようとしているO様、今後も誰かを喜ばせるようなことに挑戦したいと新たな夢を語ってくださいました。そう語るお姿はとてもイキイキされており、私もO様のようになれるよう、ご生活のサポートを一生懸命にしていきたいと思います。

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