ロングライフフィロソフィのご紹介⑥

ロングライフの社員手帳とは、創業からつちかわれてきた、ロングライフの理念が詰め込まれたものです。ロングライフのサービス理念は社員手帳に始まり、社員手帳に終わります。ここでは社員手帳から、ロングライフフィロソフィをご紹介。

第1章 第1節 素晴らしい人生を送るために

16 美しい心を持つ 人の心には 「善い心」 と「悪い心」が同居しているといわれています。「善い心」とは、思いやりと愛に満ちた、お客様や仲間など他人を思いやる「利他の心」です。一方、「悪い心」とは、「自分だけ良ければいい」といったエゴに満ちた「利己の心」です。私達は自分の心の中に少しでもこの「善い心」を増やし「悪い心」を減らすよう努力しなければなりません。自分だけのことを考えるのではなく、周りの人のことを考え、思いやりと愛に満ちた美しい心を持つように努力していけば、必ず素晴らしい人生を歩んでいけるのです。

17 土俵の真ん中で相撲をとる 土俵の真ん中にいるとき、余裕があるからと安心していると、行き詰ってから慌ててしまいます。早くから全力で準備すればいいとわかっていても、なかなか実行することができません。これは人生についても同じです。瀬戸際に追い詰められる前に渾身の力でことにあたっていけば、窮地に陥る前に手を打つことができます。常に土俵際だと思って、一歩も退けないという
気持ちで仕事をしましょう。少し余裕ができても慢心せず、常に緊張感を保って全力を尽くす習慣をつければ、仕事も人生も安定したものになるのです。


18 対局をあわせ持つ 合理性と人間性、大胆さと繊細さ、優しさと厳しさは、どれも相反する性質ですが、人はこの両方を併せ持ち、場面に応じて必要な性質を使い分けることが大切です。科学者のような合理性と、誰からも親しまれる豊かな人間性をあわせ持つことによって素晴らしい仕事ができるようになります。

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