7月4日（火）、７月度合同ミーティングにおいて、ロングライフ・クイーンズ宮崎台にご入居のO様に「ロングライフで紡ぐハートフルタイム」と題した特別講演をしていただきました。

この日の衣装は、「赤」。講演のためにパワーアップ・アクティブを意識してこの色になさったそう。このようにテーマカラーを設け、大学の講義にも臨まれていたそう。学生からは「ノリちゃん」と親しみを込めて呼ばれ、「今日は何色(の衣装)かな」と、いつも明るいO様とその衣装に皆が夢中になっていたようです。

そんなO様の「元気・若さの秘訣」についてご自身の人生を振り返りながら、「何か私にできるはず」という信念を持ち続け、常に前向きな姿勢を大切にされてきたことをお話しくださいました。

さらに、O様はご自身と音楽の出会いについても語られました。お父様が音楽を愛しており、自身が思春期で落ち込んでいた折、ふとした瞬間にお父様が流してくださった曲に励まされた経験があるとのことです。また、ご家族の想いや大切さも、O様にとって音楽と結びついた重要な要素としてお話しされました。結果、音楽、ヴィヴァルディ研究の道に進まれたそう。

30年ぶりの「マイライフ同窓会」での一枚

～1993年NHK教育テレビ「マイライフ」放送制作で関わったお二人と再会されたO様　(2023年5月16日)～

初対面の人とお話しするのには緊張しないというO様。

その理由として、大学教授としてのご経験やピアノ講師としての経験から、相手を違う角度からも見てみることが大切で、その人の得意を引き出すことで相手と近くなれると教えてくださいました。

お母様の介護をきっかけにお仕事を辞められ、お別れにより気持ちが落ち込んでしまった折に弊社ときリゾート「ヒルズテラス函館」でゆっくりと過ごされることで、気持ちを取り戻されたそう。

O様の憩いの場として何度もご利用いただく中で、仕事に前向きに取り組みもてなしてくれるスタッフたちのプロとしてのサービス精神とあたたかい想いが、ハートフルタイムを紡いでくれている、とお話しくださいました。

O様の憩いの場として何度もご利用いただく中で、仕事に前向きに取り組みもてなしてくれるスタッフたちのプロとしてのサービス精神とあたたかい想い、ハートフルタイムを紡いでくれている、とお話しくださいました。

講演の最後に、O様から全てのスタッフへ向けて「スタッフがイキイキと仕事することが、私たち入居者のイキイキにつながります。ハートフルタイムを紡いで、引き続きよろしくお願いいたします」という激励のメッセージをいただきました。

O様の講演は、スタッフ全員にとって非常に有意義な時間となりました。ロングライフにはO様のように多くのことを経験をされた方が沢山ご生活されております。引き続き、お客様が一層イキイキと過ごされるよう、お客様の豊かな人生経験や前向きな姿勢に学びながら、サービスの向上に取り組んでまいります。

7月中旬に「ヒルズテラス函館」に訪れた際には、講演で紹介した2曲(グレン・ミラ「ムーンライト・セレナーデ」とバーバラ・ヘンドリックスの「アメイジング・グレイス」)のCDがサプライズで用意されていて、スタッフの極上のおもてなしに大変感動されたそうです。

最後に、O様にはこのような貴重な講演をしていただき心から感謝申し上げます。今後もロングライフは、お客様との絆を大切にし、心温まる時間を提供するために努めてまいります。

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O様ご経歴

1971年に国立音楽大学大学院音楽学専攻を修了後、日本ピアノ教育連盟評議員また宮崎県立看護大学教授また尚美学園大学芸術情報学部客員教授として従事。

ヴィヴァルディ研究で国際的に評価され、1978年イタリアで刊行された「ヴィヴァルディ 生誕300周年記念論文集」の執筆メンバー11人に非ヨーロッパ圏より唯一選ばれて寄稿。一方、音楽の楽しさを伝える講演やコンサートを1700回以上も行われ、テレビ朝日「徹子の部屋」、NHK Eテレ「ららら♪クラシック～ヴィヴァルディの春」にもご出演。

著作は、ヴィヴァルディ関連の他、「典子のハートフル・コミュニケーション」(音楽之友社)をはじめ、著書・楽譜・CDなどソフト類は140点近くを数えます。

2019年10 月よりロングライフ・クイーンズ宮崎台にてご生活されております。
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