『GFCカレッジ』イベント発表審査会が開催されました

5月27日(金)、2021年度 『GFC カレッジ』 イベント発表審査会が東京と大阪を ZOOMで繋いで行われました。中馬名誉学院長と各社役員の前で、首都圏3チーム、 関西4チームが力のこもったプレゼンを行い、全員が見事に合格し、GFCバッジを手にしました。

また、審査会で1位となったイベントは、グループ会社である日本ロングライフ株式会社が運営する介護付有料老人ホーム「ロングライフ芦屋」で行われたお客様に総合的なリゾートを楽しんでいただく「IR芦屋」。ウェルカムドリンクから始まり、オープニングセレモニー、クラリネットコンサート、カジノゲーム、フィットネスとして「アシヤビクス」がおこなわれました。事例では、「ご入居されて半年の普段はどのイベントも中座される方が、どのイベントなら中座なさらないかを注目していた。その方は帰宅願望が強く、ホームではまだその方の文化と背景がつかみきれていない。しかし、今回は、中座されることがなかった。『クラリネットのお兄ちゃんすごかった』などとおっしゃり、最後のアシヤビクスまで楽しまれた。この方には生演奏や身体を動かすイベントが効果的だという仮説が得られた。」と発表されました。

「GFC」とは「グッドフィーリングコーディネート」の頭文字であり、オーストラリアで実践されている「ダイバージョナルセラピー」を日本に合うようにロングライフ独自にアレンジした利用者の生活全般をコーディネートして、一人一人が人生の可能性や楽しみを見いだし幸福感を持つように導くための手法で、GFCカレッジとは弊社独自の研修制度です。2005年から始まり、今年で17年目となります。GFCカレッジで資格を取得した社員が「グッドフィーリングコーディネーター」として現場で活躍しております。

優勝チームのイベント「IR芦屋(統合型リゾート)」の開催予告チラシ

今期のGFCカレッジでは、伝統芸能、日本人の作法を始め、アロマセラピー、オルゴール療法、七田式高齢者能力開発講座、音楽ヘルパー講座などを受講しており、関西グループ4組(合計19人)、首都圏グループ3組(同15人)が弊社役員に向けて学びの成果を発表いたしました。参加した社員は2020〜21年に入社した者が中心で、普段はそれぞれのホームや訪問事業所に勤務しながら月に2回程度集まり、6か月間にわたって受講しました。当日は、グループごとにホームやデイサービスで利用者に向けて行ったイベントの様子や利用者の変化について、また、講座での学びをどのように工夫してイベントに盛り込んだのかをパワーポイントで発表しました。見事1位となった「IR芦屋」イベントを行ったチームは7月の合同ミーティング(グループ会社全社員の参加する毎月行われる集まり)でも発表します。

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